はじめての旅先【三谷温泉 平野屋】三河湾を臨む眺望と旨いブッフェ、そして新サウナエリア「ととのい」空間で癒されました
ただ、GWは新幹線も混みそうなので車で行く方がましかな。
渋滞も考えると京都から普段の3時間圏内がいいとこかも。
そんなことを思いながら、有馬、淡路島、志摩近辺、白浜、城崎、雄琴…。
早い時期から調べたのに、私の知る温泉地はほとんどが空いてないか、料金高騰。
2人で10万円とか安くて8万円とか。
いつもなら5万円くらいのところが倍に。
びっくりです。
それはちょっと気が引けます。
インバウンドも影響しているのでしょうか。
どこか新しい温泉地はないか。
リーズナブルでいい感じの温泉旅館はないか。
そんな時にふと見つけたのが「三谷温泉」。
私が無知なだけでしょうが、初めて知りました。
愛知県蒲郡市。
京都からも新名神を通って3時間圏内です。
海の近くにいくつも温泉旅館があるようです。
その中で、新設されたばかりの贅沢なサウナエリアが売りで、朝夕の食事はブッフェと言うのを見つけました。
私は温泉にはサウナが必須なのです。
それにブッフェの方が好きなものを食べられるから好きです。
しかも、料金もGWなのにリーズナブル。
よさそう。
新しい発見の喜び。
よし、ここを予約しよう。
三和温泉 平野屋 Ryokan&Sauna
創業90年の老舗旅館。
四季折々に変わる三河湾を臨む高台にあります。女性に嬉しい美人の湯と言われる、天然温泉「美白泉」
趣の異なる3つのお風呂の湯めぐり。数々のデザイン賞に入賞した特別なサウナエリアも2023年にできました。
本格的なフィンランドサウナで上質な「ととのい」のひとときを。夕食は会席の他、ブッフェ形式の夕食も。
ブッフェは和洋40品が揃うボリュームたっぷりのお料理。
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当館人気のブッフェ
みかわ牛ステーキに揚げたて天ぷらも
できたて熱々和洋40品ブッフェプラン
本館 和室
夕食 できたて熱々和洋40品ブッフェ
朝食 和洋30品のブッフェ
合計料金 53,900円(消費税込)2名1室
【ホテル基本情報】
■所在地
〒443-0021
愛知県蒲郡市三谷町南山1-21
℡ 0533-68-5161
チェックイン 15:00(最終19:30)
チェックアウト 10:00
■客室
本館36室
フロアごとに異なったテーマの有楽亭(西館)21室
緑翠亭(東館)25室
ワンちゃんと泊まれる部屋もあり
■駐車場
70台 無料 先着順
■アクセス
電車で
JR三河三谷駅から車で6分
無料送迎バスあり
自動車で
東名高速道 音羽 蒲郡ICから20分
三谷温泉も三河湾もはじめてです。
海も近くにあります。
ワクワクしながら高速道路を走りました。。
海辺近くに複数の温泉ホテルが立ち並ぶ温泉街のようです。
到着です。高台にありました。
知らない土地。海。緑。
ものすごく新鮮な気分でした。
名神高速は、京都から大津辺りまでが大渋滞。
その後の新名神は意外と空いてました。
途中の休憩も含めて3時間少々で着けました。
エントランスです。
気がはやります。
きれいで広々したロビーでした。
「温泉旅館に来たー」って感じ。
フロント奥の壁に趣きを感じました。
有田焼でできた陶器の壁だそう。
元禄時代の三河湾の地図のようです。
芭蕉の俳句も書かれていました。
何とも言えない情緒を醸し出しています。
部屋のアメニティは「プラスチック資源循環法」の施行から、部屋には置いてないらしく、フロント横で必要なものを持っていくスタイル。
歯みがきセット、髭剃り、シャワーキャップ、ブラシくらいのシンプルなものでした。
浴衣も特大や小さなサイズはフロント前から持っていくようになっています。
■セルフドリップコーナー(6時~9時、15時~18時)
楽しかったのは、ウェルカムドリンクのコーヒーです。
何種類かあるコーヒー豆の中から好きなものを選んで、自分で豆から挽くのです。
セルフドリップと言うそうです。
お湯も細口のコーヒードリップ用ケトルで、本格的に自分で注いでいきます。
この手間ひまが何とも楽しく感じました。
子供たちも喜んでやってました。
ロビーは方々に通路で広がっています。
西館や東館への通路でしょうか。
■売店
土産物も豊富です。えびせんなんかが名物みたいです。
売店をゆっくり見るのも楽しみのひとつ。
ロビーを真っ直ぐ奥へ行くと、右側に本館のエレベーター。
■カラオケBAR
エレベーター周辺には、居酒屋や料亭、右側にはカラオケBARもありました。
上がってきました。私は本館です。
■エレベーターホール
いよいよ部屋へ。
カギはオートロックやカードタイプではありません。
その都度戸締り確認しましょう。
中に入ると、10畳の落ち着いた和室です。いい感じ。
畳も新しくて気持ちいい。
私にとって大事な冷蔵庫もありました。
買ってきたビールを冷やすから。
夜の楽しみです。
窓側の板の間に洗面台がありました。
レトロ感たっぷり。
石鹸、洗顔料、化粧水や乳液が常備されていました。
風呂とトイレは別々です。
はす向かいの位置関係です。
両方リニューアルされていますが、トイレ後の手洗いはトイレタンクの水道か、風呂の洗面か迷いました。
結局は、板の間の洗面台まで行って洗ってましたが。
お手拭き専用のタオルもあればよかったかな。
金庫、電話、ケトルはこの位置に。
バスタオルとタオルは温泉には持参します。
羽織や温泉へタオルを持っていくビニール袋もあり。
足袋もあったのが嬉しいですね。
■お茶セット
■お茶請け
■館内図
障子を開けると「あ、海!」。
感激。島もある。
外は快晴。素晴らしい眺望です。
調べると、島は「三河大島」だとか。
そのもっと向こうには渥美半島も見えました。
5月なのに、この日は暑くて早速クーラーも付けました。
座椅子に座ってお茶。
しばし景色を楽しみながらまったり。
窓からの景色はまるで美しい風景画。
ずっと見ていられます。
何とも言えないくつろぎ。
ゆっくりしてから、いよいよ温泉へ。
チェックイン時に聞いたのは「朝晩で男女入替え制」。
「本日、男性は風呂とサウナが別で、サウナへは一度浴衣を着てから移動。女性が洞窟風呂」。
それだけ覚えていました。
温泉のある1階に下りてくるとフロアマップがありました。
よく調べずに来たのでマップを見ましたが、正直、分かりづらかったので、ひとまず目の前に見えたサウナから行きました。
■奥は、今夜女湯の「洞窟風呂」
サウナだけのエリアみたいです。贅沢。
「ラウンジサウナ」。
新しくきれいな脱衣場。神秘的な雰囲気です。
かなり本格的なフィンランドサウナのようです。
6人くらいならゆったり。
各段に詰めて座れば十数人程度は入れそうです。
入口にあるサウナマットを持って入ります。
テレビはなく、静かな神秘的な音楽が流れていて何か瞑想しているような感覚になりました。
心もととのった気がします。
12分時計もあったのでしっかり計って、10分と8分の2回入りました。
私の「お決まり」です。
出てすぐにシャワーブースが2つ。
シャンプーなんかも揃ってて、ここで身体を洗うこともOK。
サウナを出て目の前には水風呂です。
サウナのあとの水風呂は楽しみ。
薄暗い中で、スポットライトがあたってここも神秘的。
水風呂はかなり冷たく感じました。
首まで浸かって数秒で上がりました。
ラウンジというだけあって、全体が豪華で神秘的な雰囲気。
水風呂の先には休憩できる「ととのい」空間までありました。
ガラスのない窓。
外の空気に触れながら、ゆったりくつろげます。
薄暗い中に外からの明かりがほんのり。
その演出が、より豪華さとともに神秘的に感じます。
気持ちよくて、けっこう長居してしまいました。
サウナから浴衣を着て出てきました。
まだ風呂の位置関係は分かっていません。
「今夜の男湯はどこ?」と迷いました。
すると、露天風呂が目につきました。
「ん? 確か男女入替え制ではなかったか?」
一瞬迷いました。
男女ともに露天風呂があったからです。
「どういうこと?」と思いながらも、露天風呂の脱衣場に入りました。
コンパクトな脱衣場です。
カギがかかるロッカーはありません。
ここはレトロ感があります。
これが「美白泉」。アルカリ性単純温泉。
温泉の湯船は屋根の下です。
その前が屋外になっていて日本庭園。
情緒を感じさせます。
少しずつ日が暮れていく黄昏時の庭。
お湯の流れ出る音だけが心地よく響いています。
貸切状態でした。
すごくリラックスできました。
洗い場のシャワーも3つほどありました。
露天風呂はいい感じだったけど、内湯はどこ?
男女入替え制って?
洞窟風呂が今夜は女湯っていうのは分かったけど、入替え制の男湯ってどこ?
露天風呂を出てうろうろ。
この案内表示がますます迷う元。
大理石風呂って何?
そんなのなかったけど。
長い通路の突き当りに何かあります。
「あれは何? 宴会場? あれが男湯?」
行ってみると、それが「きららの湯」。
今夜の男性用の大浴場(内湯)でした。
すごく広い風呂です。
それぞれの風呂はすごくよかったけれど、露天風呂と内湯とサウナは一緒にして欲しかったかな。
その都度、バスタオルで拭いて浴衣着ての移動は、ちょっとしんどかったのが正直な感想です。
湯あがりの休憩の部屋もありました。
卓球場もすぐそばに。
湯あがり処です。
からくり広場というそうです。
大浴場の横です。
大浴場に行くまで分かりませんでした。
元々は、湯あがり処にある階段から下りてくるスタイルだったのでしょう。
普通は、湯あがり処を通って、温泉へ行くはずだからです。
エレベーターで下りると、はじめのフロアマップの場所に出るので迷ったのかもしれません。
つまり、温泉フロアの「奥」ではないでしょうか。
冷えたお茶のサービスでひと休み。
湯あがり処には郷土色豊かな展示品の数々も。
からくり人形などもありました。
温泉情緒をかき立てます。
さて、部屋へ戻ると黄昏時。
三河大島と海の感じがまた違っていてきれいでした。
見とれてる場合じゃない。
夕食の時間が近い。
■ブッフェ会場入口
急ぎ足でブッフェ会場に。
いよいよ夕食です。
私のプランは会席ではなく、ブッフェ。
二部制になっていたので私は遅い時間の方を選択。
19時半からの部。
食事時間中に、部屋の布団は敷いてくれます。
「食事中カード」を入口でもらって、あとは自由席。
テーブルに「食事中カード」を置いて料理を取りに向かいます。
後半の開始時刻だったのでけっこう混んでました。
料理は縦長にズラッと並んでいます。
壁側にはライブキッチンやドリンクコーナー、そしてご飯やみそ汁のコーナーも。
ちらし寿司もありました。
「お酒」は、ドリンクコーナーで注文するセルフスタイル。
部屋番号を言って伝票にサイン。
そしてドリンクを受け取ります。
ライブキッチンは、「みかわ牛のステーキ」と「揚げたての天ぷら」です。
行列ができてました。
私も思わず並びました。
なくならないのになぜか焦るのです。
和洋バラバラですが、こんな感じです。
取り過ぎないように学習してきたはずが、やはりちょっと多いかな?
「いくら」、嬉しくて取り過ぎました。
みかわ牛「めっちゃ旨い」。
2つもらっといてよかった。
天ぷらも揚げたてでサクサクでした。
お腹いっぱいになってきたのに、ご飯おかわりしてしまいました。
ああ、苦しい。
満腹。旨かった。
その後は部屋でまったり。
しばらくテレビを見ながら缶ビールでくつろぎました。
そして、朝風呂にそなえて早めに就寝。
翌朝、障子を開けると、東から差し込む陽光。快晴。
「ああ、清々しい」。
三河大島も、夕方とはまた違った表情です。
男女入替え制。
翌朝の男湯は「洞窟風呂」。
鍾乳洞にでも来たような雰囲気。
不思議な気分になります。
洞窟風呂は内湯でした。
洞窟にいる気分を味わいながら、しばらく朝風呂を楽しみました。
洞窟風呂はサウナも一緒。
これは嬉しい。
このサウナも最新の贅沢なサウナでした。
また「ととのい」。
露天風呂も一緒なら尚嬉しいけど。
サウナを出たら昨晩の「ラウンジサウナ」とは趣が違う「ととのい」空間。
白い水風呂と休憩スペースです。
洞窟風呂の中ですが、全く違う雰囲気です。
朝食もブッフェです。
レストランからも、晩には見えなかった三河大島の絶景が。
朝もライブキッチン。
焼き魚と目玉焼きです。
昨晩お腹いっぱい食べたのに、もうお腹が減ってます。
洋食系の料理やパン、フルーツ等もありましたが、私は和食系を中心に朝ごはんらしくしたつもりです。
朝食にしらすは嬉しい。
たっぷり取りました。
ライブキッチンでできたての焼き魚もご飯が進みます。
朝のトマトジュースも好き。
あって嬉しかったです。
はじめての温泉地で新鮮でした。
三谷温泉 平野屋。
とてもくつろげました。
「また来たい」と思える素敵な温泉旅館でした。
チェックアウトはフロントにカギを返して精算。
PayPayで支払いできました。
あっという間にもうチェックアウト。
さあ、ここからどうしようかな。
ちょっとは観光も、とネットで近くの観光地を調べると「ラグーナテンボス」とやらが。
テーマパークのようです。
ここも初耳です。
平野屋から車で5分ほどです。
すぐ近くの海辺にあります。
ラグーナテンボス(ラグーナ 蒲郡) LAGUNA TEN BOSCH
テーマパークには入らず、並びにあるショッピングモールに行きました。
ショップ巡りだけでも十分楽しめました。
天気がいいと気分も盛り上がります。
やっぱり海が見えるの最高。
帰り道に偶然みつけた三谷海岸ってところにも寄ってみました。
シーズンには潮干狩りができるそうです。
最高の景色。
また混むと嫌なので、早めに切り上げて帰路に。
意外とそんなに渋滞もなく帰れました。
もうちょっとゆっくりすればよかったかな。
旅館もよかったし、三谷温泉の周辺もなんか解放感があってよかったです。
また行きたいなあ。
ではまた。
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