【京都 洛西の竹の子】大好きな若竹煮作りました

春の旬のもの竹の子。
美味しいですよね。
みなさんはお好きですか。
京料理にも欠かせない食材、竹の子。
京都市の西側、洛西一帯でとれる竹の子は、純白でやわらかく、えぐみがない格別の美味しさで、特に有名です。
4月になると、スーパーにも竹の子が並び始めますが、多くは他県産のもの。
洛西の竹の子はあっても値段が倍近くしています。
ちょうどシーズンになると、洛西方面ではあっちこっちでプレハブの小さな建物やテントがたちます。
竹の子の直売所です。
自宅の軒先でなんてところも。
朝に掘ってきたものを直売。
だからスーパーや八百屋より割安で量も豊富です。
「朝掘り」ののぼり。
何とも新鮮な感じがします。
ちょうどそっち方面に行くことがあったので、帰りにある直売所に寄りました。
夕方だとほぼ売れ切れてなくなってるか、早々と店が閉まっていることが多いのですが、その日はまだ午前中。
期待して行きました。
洛西の竹の子はファンも多く、ご年配の人たちが何人か買いにきていました。
1kgあたり 1,000円の表示。
大きな竹の子を1万円分ほど買ってる人も。
私は1,000円くらいが身の丈にあった金額かなと思いながら、それだと小さいのしかないのかなと感じていました。
一人分ならちょうどいいくらいのサイズがあったので、恐々量ってもらいました。
ドンピシャ、1kg。1,000円。
ちょうどいいサイズと思ったものが1,000円。
「これください」。即決です。
こんな大きさです。
実際に食べられるのは、6割~7割くらいの高さまでのところまでかな。
あまり大きすぎると硬いような気もするし、一人で一辺に食べられないし、ゆがくのも大変…。
小さすぎると食べられる部分がもっと少ないので物足りない。
私は若竹煮が大好物。
それが目的です。
竹の子料理も多種多様ですが、私はこれ一択。
毎年春先のこのシーズンが待ち遠しいのです。
旬のものをいただいて季節を感じる。
年をとって、よりそのよさを実感しています。
ある程度皮をめくって、先っちょはバッサリ切って、たっぷりの水に入れてゆでます。
水は日本トリムのアルカリイオン水(電解水素水)を使用。
ただの水道水よりアクが抜けやすく、美味しく仕上がります。
関連記事: 【日本トリムの電解水素水整水器】ずっと使ってます
よりアク抜きするために、ぬかも入れます。
沸騰してからは約40分前後、弱火でゆでます。
アイスピックなどで突いてみてやわらかくなっていたらOK。
ゆであがり。
かなり熱いです。火傷するのでトングで持ちました。
ひとまず半分に切ってさまそうかな。
普通はもっとゆっくり冷ますんでしょうが、せっかち。
上の皮をむく時も火傷しそうです。
ひとまず下の方のブツブツを削いでまたアルカリイオン水に浸して保存します。
この状態なら冷蔵庫で1週間ほど保存できるそう。
若竹煮を作るのは簡単。
適当な大きさに銀杏切り。
お鍋にアルカリイオン水をたっぷりめに入れて、乾燥わかめを一握り入れます。
これでもけっこうな量に膨れ上がります。わかめは多めが好み。
竹の子を入れて水分は多すぎたら適量まで減らします。
ダシは2倍濃縮の液体つゆ。または顆粒ダシ。
そして薄口醤油
甘味料もほんの少々。
すべて味を見ながらの適量。目分量。
自分好みの味ならOK。
できあがり。
煮てすぐより、1日寝かしてからの方が美味しいです。
わかめがドロッととろけて益々味が出ます。
その食感はトロッとしてすする感じ。
竹の子はやわらかいけどシャキシャキ感があって竹の子の風味が鼻を抜けます。
両者がマッチしていい感じなのです。
この大きさの竹の子で写真の器(約12cm)なら4杯くらいはとれるでしょうか。
数日楽しめます(もちろん、毎日火を通します)。
4月はこうして毎週のように竹の子を買ってきては、若竹煮を楽しみます。
あー、美味しい。
では。
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