40代からのメモ 50代で役立ったテーマ 7選

~目次~

はじめに
40代からのメモ 50代で役立ったテーマ 7選

1.今年のできごと
2.今までの趣味・関心・影響
3.人生の転機
4.他人から言われる自己イメージ
5.座右の銘
6.何をしている時に楽しいか
7.今後やりたいこと

さいごに

 




はじめに

50代になると、多くの人に心情の変化が起こるらしい。
性格や生活環境、それまでの人生…、それは十人十色。
だから感じることも人それぞれ。

なのになぜ多くの50代に心境の変化が起こるのだろう。

生まれてからだとすでに50年以上、成人してからでも30年以上も人生を歩んできた。
それだけの月日を経験はしたということだ。

50代になると、平均寿命まであと30年を切る。経験したことのある月日よりも短い。残り少なく感じる。人生100年時代とも言われている。それでもあと半分。後半戦。すでに経験してきた月日だ。
同じ月日とはいえ、体力はどんどん衰えていく。

だから何となくゴールを意識し始めるのか。

どうなっていくんだろう。
どうしたいんだろう。
このままでいいのか。
何となく意識し始める。

心境の変化には、外的な要因もある。
子どもが手を離れた。家のローンが済んだ。親の介護が始まった。仕事で出世した。逆に閑職に左遷された… 等々。
いいこともあれば、よくないこともある。
体調も変化していくだろう。ダイエットできた。大病も経験した。持病がある。体力が衰えてきた… 等々。

こんないろいろなできごとから、心境の変化がプラスに働く人もいれば、マイナスに働く人もいるようだ。
マイナスに働く人は、とてつもない空虚感を感じてしまったり、老後への不安が募ったり、情緒不安定になる人もいるらしい。
逆にプラスに働く人も多く、過去がどうでもよくなったり、今が楽しいという感覚になったり、前向きな気持ちになる人もいるらしい。

私は後者だ。散々もがいた30~40代。
50代になって、自分を解放しようと無意識にそんな感覚になっていった。
ふっ切れたのだ。
もちろん、すべて上手くいっている訳ではない。
何だかんだ抱えてはいる。
ただ、心が解放されたのだ。
人とのしがらみ、社会での地位、名誉、金、物への執着。こうすべき、こうあるべき。
そんなものがどうでもよくなった。
今が楽しいか、楽しむためにどうしたいかが基準になった。

そんな気持ちになっていく過程で、役立ったメモがある。

30代でボロボロになり、なぜこんなことになったんだろうと悩んだ。
40代から何となくそんな自らの人生を振り返ろうと書き留め始めたメモだ。

その中で特に50代で変化していく気持ちにプラスだったことを挙げてみる。

私はスマホでいつでも触れられるように、エバーノートと言うメモアプリに全部まとめている。

40代からのメモ 50代で役立ったテーマ 7選

1.今年のできごと

その年その年のできごとを時系列に書き留めていく。
例えば、何か大きな買い物をしたとか、どこかへ旅行したとか、ジョギングを始めたとか、何でもいい。
印象に残ることを書き留めていく。

つらつらと日記を書くのではない。
あくまでできごとや印象に残ったことだけだ。
私は印象に残った夢なんかも書き留めた。

1年経った時に見返すと、案外どんな1年だったかがすぐに浮かんでくる。
何年前でもすぐに浮かんでくる。
それが10年分も重なっていくとその10年の流れが見えてくる。
自分がどう過ごしてきたのか。何をしようとしていたのか。どうなったのか。
この先どうしていきたいか、そのベースになったような気がする。

2.今までの趣味・関心・影響

今まで自分が熱中した趣味はどんなものがあったのか。
何に関心があったのか。何に影響を受けたのか。
そんなことをジャンルを分けて思い出してみる。
ジャンルとは例えば「スポーツ」とか「音楽」とか。
そして「音楽」なら自分がはまった楽器、よく聞いたアーティスト、音楽のジャンルなど思いつくままに書き出してみる。
一時期でも関心があったことは書き出してみる。

幼い頃から辿ると、いろいろなシーンが甦ってくる。
いろいろなことに関心をもってきたことに驚くかもしれない。
趣味などの視点から自分という人物が、おぼろげにでも見えてくる。
案外、同じようなことに時期を経て、くり返し関心を持っていたりする。
だから時々見返すと、昔に関心があったことに再び興味が湧いてくることもある。

3.人生の転機

どんな些細なことでもいい。
幼い頃から自分の転機になったできごとを書き出してみる。
例えば、誰かとの出会いで今の仕事に就いたとか、兄弟の影響でサッカーを始めたとか、初めて食べたピーマンがまずくて、それ以来野菜嫌いになった、みたいなことでもいい。
思いつくままに書き出してみる。
どんな「できごと」が重なって今に至ったのか。
意外と今の自分を築く基になっているできごとを思い出すかもしれない。
「転機」という視点で振返ることの気付きは大きい。

4.他人から言われる自己イメージ

みんなの知っている自分、自分だけが知っている自分、他人だけが知っている自分、誰も知らない自分。
自分なのに分かっていないことも多い。
そこで思い出してみる。
他人から言われたことを。
例えば、「笑顔がいいね」とか、「長男っぽいね」とか、「声が大きい」とか、「B型でしょ」とか、友人や会社の上司や同僚等、関わった人たちから言われたことを思い出してみる。
口ぐせなんかも書き出してみる。
他人に言われてきたことをどんどん書き出してみると、意外な自分に気付く。
自分で持っている自己イメージが変わるかもしれない。

5.座右の銘

座右の銘とは「常に心に留め、生き方の参考や戒めとする言葉」とあります。
ただこのメモではそんな大げさなことではなく、その時々で自分を支えてくれた、奮起させてくれた言葉・格言・ことわざなどを書き出してみる。
いいなと思った言葉もその都度追記していくといい。
あの頃支えられたなあ、と思い出しながら書き出してみる。
時々読み返すと、改めて鼓舞されることがある。

6.何をしているときが楽しいか

人生長くなってくると、全然楽しくない時期も経験したりする。
自分で自分が分からなくなる時期もあったりする。
仕事で楽しくないことばかりくり返しくり返しやらないといけないこともある。
「嫌だなあ」とネガティブに感じる。
でも案外、自分は何をしている時に楽しいのか、リラックスできているのか分かっていないかもしれない。
そこで「楽しいと感じる時」を書き出してみる。
趣味に没頭している時。
温泉につかっている時。
お酒を飲んでいる時。
一人きりになれた時…等々。
もしかしたら嫌だと感じてきた仕事の中にも、これをしている時だけは楽しいと思うことがあるかもしれない。
書き出していくと気付くことがある。
「楽しい」に焦点を合わせることで、自分を楽しくする方法が見つかっていく。

7.今後やりたいこと

実現が厳しそうなことも含めて、洗いざらい自分が今後したいことを書き出してみる。
今までやりたいと思いながら時間やお金の制約を受けてできなかったこと、新たに湧いてきたやりたいこと。
「今から」が焦点だ。
自分がやりたいことだからワクワクする。
今それができるかどうかは別だ。
あくまで書き出している時点では希望だ。
そして解放感がある。
その解放感を味わっているうちに心境も変化してくるかもしれない。

さいごに

いろいろな角度から自分を振り返ったり、経験を書き出していくことで、自分という人間の輪郭が見えてくる。
アイデンティティとでも言うのか。
自分は何者でどうなりたいのか。
これらの書き出したメモは決して思い出だけに浸ったり、過去に固執するためのものではない。
自分という人間が出来上がってきた過程を感じ取りたいのだ。
それによって「今からどうしたいか」、ここに焦点を当てるためだ。

今後30年生きるのか50年生きるのか全く分からない。
もし平均寿命まで生きるのであれば、「自分の歩んできた道」を振り返り、「今から歩む道」をイメージするだけでも前向きな気持ちになれる。
書き出すだけで心の整理ができ、日々の何気ない暮らしにバックボーンができる。

興味が湧いた方はどんな項目でもいいのでお試しあれ。

 

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