ペーパーダイバーのファンダイビング挑戦
スキューバダイビングのライセンスは取ったけれど、潜る機会がなくてすっかりペーパーダイバー状態になった。
習ったこともすっかり忘れてしまっている。
またスキューバダイビングしてみたいとは思っても、今さら勇気がない。
そんな人はいませんか。
まさしく私がそうでした。
ペーパードライバーならぬ、ペーパーダイバー状態。
私はライセンスを取ったっきり10年以上放置。
そんな私が数年前に石垣島でファンダイビングに初挑戦。
ファンダイビングは、ライセンスを持った人ができるスキューバダイビングです。
あまりにも感動して、毎年石垣島に「潜りに」行くようになりました。
久しぶりのダイビング。それも憧れの南の島。
すばらしい体験だったので、その体験を書いてみます。
挑戦に至るまでの気持ちの変化も辿っていきます。
今からスキューバダイビングをやってみたいけど自分にできるかな、と迷っている人にも参考になれば幸いです。
画像だけ確認って人は、どんどんスクロールしてご覧下さい。
~目次~
・スキューバダイビングは幼い頃からの憧れ
・30代の終わりにライセンス取得
・長年のブランクでペーパーダイバーに
・沖縄に行ったのがキッカケで再び関心
・体験ダイビングしか勇気がない
・コロナ禍を機に思い切ってファンダイビングに挑戦
・ハマる楽しさ
・さいごに
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・スキューバダイビングは幼い頃からの憧れ
私の地元、京都市内には海がありません。
幼い頃、夏休みに海水浴へ連れて行ってもらうのが、楽しみでしかたがありませんでした。
小学校の中学年にもなると、岩場で素潜りするのが楽しくなりました。
冒険心でワクワクします。海が大好きでした。
深さ何メートルまで潜れるか、何分水中で息を止められるか、よく意識しながら潜ったものです。それが伸びると何とも嬉しいのです。
自己満足ですが。
そんな頃、本屋でスキューバダイビングの雑誌を見かけました。
そのダイバーの姿が、当時の私にはものすごくかっこよく映りました。
水中で呼吸ができる。
キラキラ光るサンゴ礁の海の写真にも憧れました。
そんな幼い頃からの憧れはずっとありました。
しかし、中学生以降、海からは遠ざかっていきました。
近くにないからなおさらです。
本屋でダイビング雑誌を見ては「いいなあ」とため息だけ。
社会人になって海沿いの地域に転勤。海が近い。
でも子どももできてたので、家族で海水浴が精いっぱいでした。
子どもと遊んでると、素潜りなんかもできず。
ずっとダイビングへの憧れは心の奥にくすぶったままです。
30代後半、初めて仕事で単身赴任しました。
ちょうど赴任先が海のそば。
何もかもが上手くいかなかった時期です。
何か逃げ道を探していたのかもしれません。
そんな頃に赴任先の近くでダイビングショップを見かけました。
店頭には「ライセンス取得」の文字が…。
心が動きました。
費用は確か6万円くらいでした。
やってみたい。趣味の幅を広げたい。
憧れのダイビングを趣味と言いたい。
単身生活のため、家族と二重の生活費です。
カツカツでした。
でも「今しかない」とやることに決めたのです。
・30代の終わりにライセンス取得
15年以上前のことなので、細かいことは覚えていません。
ただ眠い目をこすりながら、早朝から通った記憶があります。
オープンウォーターダイバーコース。
日程は2日間。事前学習の冊子を渡されて自宅学習。
今時はスマホでやったりするそうですが。
学習と言われても仕事で疲れてその気になれず。
あまりできませんでした。
1日目。学科講習。予習したところの補講でした。
器材の基本的なことから、水中での様々なハンドシグナルなんかも習ったと思います。
「OK」とか、行き先を指さししたりとか、直感的に分かるようなものがほとんどでした。
そのせいか覚えようとはしてなかった気がします。
その後、海洋実習です。
1日目は浅瀬で器材のセッティングだとか、「耳ぬき」「マスククリア」のような海中での基本的なスキル実習が中心だったと思います。
初めてのスキューバダイビングなのに少し残念。
1日目は確か2ダイブ。
2日目。海洋実習中心。
2日目も2ダイブほどだったでしょうか。
やっと海中の小さな生物や魚を見て回れました。
多少海中で不安定だったけれど、手取り足取り丁寧にしてもらったので何とかなったと思います。
1ダイブがあっという間だったのですごく残念。
ただ水中で呼吸ができる。無重力状態の浮遊感。本物の海中。
海中から見上げると、キラキラ光る海面。
生で見る海中の生物たち。不思議な感覚。
我を忘れるような素敵な体験でした。
晴れて顔写真付きのライセンスカードを取得。
私はPADIという団体のCカードです。
PADI公式HP: https://www.padi.co.jp/
資格を持つと何か少し偉くなった気分になるもんです。
幼い頃からの夢が一つ叶ったような気持ちでした。
ただし、資格を取得しても、器材の扱い方はすでに記憶にはおぼろげにしか残っていませんでした。
・長年のブランクでペーパーダイバーに
せっかくライセンス取得したのに、40才前後は仕事でもプライベートでもバタバタの日々。
とてもダイビングに行こうとは思えませんでした。
ライセンスを取得できたことで、ひとまず満足していたのかもしれません。
海水浴にさえ行くこともなく、何年も過ぎていきました。
40代後半から親の介護などもあって、故郷の京都に戻ることができました。
ただし、海はまた遠くなりました。
土日も何だかんだ慌ただしい。
片道2~3時間もかけてまで泳ぎに行く暇も元気もない。
まとまった休み、盆休みはどうか。
ようやく帰省で時間は取られなくなったけれど、京都近辺の海は「クラゲが出る」「盆に泳ぐとよくない」という昔からの迷信があって、海水浴と言う発想には至りませんでした。
・沖縄に行ったのがキッカケで再び関心
アラフィフともなると、いろいろ自分を振り返るものです。
介護で実家に戻ったけれど、ちゃんと看てもらうために親は施設に入りました。
実家一人暮らし。気兼ねする人もなし。
50才を前にふと思いました。
ずっと海も行ってないなぁ。
このまま仕事と家庭に忙殺されて自分のやりたいこともせず、ずるずると年をとっていくのかなぁ。
そんな時にひらめきました。
「あ、南の島ならお盆でも泳げる」。
そう思うと急にときめきました。
南の島は幼い頃からの憧れ。
トロピカルブルーの海。サンゴ礁。ヤシの木…。
行くならグアム?ハワイ?
でも遠い、高い、ムリ。
沖縄? 高いけど現実的かも。
パスポートもいらない。日本語で行ける。
そこから旅行パンフやネットでツアーを探しました。
やはり料金が高いものばかり。特にお盆シーズンは高い。
なので、航空機や安いホテルを個別に調べてみました。
旅行会社のパックよりは安く行けそう。
当時の家計からすると大きな出費です。
でも何か今行かないと、ずっと行けないような気持ちが背中を押しました。
で、行こうと決心。
久々の海。しかも南国の海。トロピカルブルーの海。憧れてきた海。
気持ちは童心に。
■渡嘉敷諸島 阿波連ビーチ
■石垣島 米原ビーチ
ただ、ダイビングをやる勇気はなく、ビーチでくつろいだり、浅瀬でシュノーケリングをする程度でした。
そこから毎年沖縄に行くようになりました。
1年で一番の楽しみ、私の一大イベントです。
沖縄本島の時は、慶良間諸島にも足を運びました。
やがて行き先は宮古島になり、そして石垣島に落ち着きました。
すっかり南国の海のとりこです。
ただ、毎年毎年、せっかく沖縄まで行って、ビーチから浅瀬でシュノーケリングでは、何となく不満も感じていました。
ビーチの海も、確かにトロピカルブルーでときめきます。
でも海に入ると、素潜りというほどの深さもなく、サンゴ礁も雑誌で見たような美しいものでもなかったのです。
どちらかと言えば、細かな岩のような色のサンゴ礁が点在している感じ。
確かに熱帯魚はいます。
探せばニモ(カクレクマノミ)もいます。
でも、何か色とりどりのサンゴ礁が見たかったのに何か違う。
■石垣島 米原ビーチ
沖縄への旅行も5~6回くらいになり、石垣島へ行くのが定着し始めた頃のことです。
私は50才を超えていました。
ライセンス取得から十数年の時が過ぎています。
このまま海に潜ることもなく年をとっていくのか。
何度も沖縄に行っているのに海水浴だけ。浅瀬でシュノーケリングだけ。
せっかくライセンスを持っているのに、沖縄に毎年行っているのに。
考え込みました。
ダイビングしてみたい。でもファンダイビングは勇気が出ない。
ファンダイビングとは、ライセンスを持っている人ができる文字通り「楽しむダイビング」ということらしい。
でもやったことがないので、いったいどんな風に潜るのか分かりません。
海中では自由行動なのか。
それともガイドについてまわるのか。
ライセンスはある。
「耳ぬき」や「マスククリア」みたいなことは何となくできるつもりでいる。
ダイビング雑誌でやり方を読んでいるから。素潜りでやっていたから。
でも、ファンダイビングは参加している人がベテランばかりのイメージです。
自分はちゃんとついていけるのか。
ハンドシグナルもOKとか方向を指さすくらいしか記憶にない。
道具はマスクとシュノーケルだけ持っている。
器材の扱いもすっかり忘れている。
と言うよりそもそもマスターしていない。
ライセンス取得時に習ったように、全部自分でセッティングするのはムリ。
海中でトラブって迷惑かけたらどうしよう。
いい年して恥ずかしいし、やっぱり怖い。
今時、YouTubeなんかでダイビングのこともいっぱい投稿されているけれど、当時はそんなものを見て勉強するとかの発想もありませんでした。
・体験ダイビングしか勇気がない
やっぱり潜るにしても体験ダイビングにしよう。
それなら初めての人もいる。恥ずかしくない。
体験ダイビングとはライセンスがなくてもできる初心者向けのスキューバダイビングです。
ひとまず半日の体験ダイビングを予約しました。
料金は確か18,000円ほどでした。
ファンダイビングとあまり金額が変わらない。
いよいよ当日。
「体験」という言葉が少し引っ掛かるものの、サンゴ礁の海に潜れる。
ワクワクしながら行きました。
好天に恵まれ、集合場所に着けば、港ではなくきれいなビーチです。浅瀬に船が泊まっています。
すでに2~3人の参加者が来ていました。
慣れてない人ばかりのはずなので、少し安心感。
アクティビティ感覚。
持ち物は海水浴のできるかっこうに、ペットボトルとお金くらい。
器材はすべてセット。
私はマスクとシュノーケルは持ってるので、どうしても自分のが使いたくて持って行きました。
さらになけなしのお金で、安い水中カメラも買いました。
気合いが入っています。
以前、スマホを防水パックに入れて、水中で撮影したことがあります。
パックが曇ってボヤけた写真しか撮れず。
炎天下では、バッテリーもすぐ熱を持って消耗してしまいます。
ましてや深くは潜れません。
始めに料金を払ったあと、フィンのサイズ合わせ。
そして夏だけど、分厚めのウェットスーツを着ます。
ゴワゴワして、これがまた着づらい。手こずりました。
準備が出来たら船に乗り込みます。
ビーチから船に乗り込みました。
軽くレクチャーを受けて出発です。
そんなに難しい話はなかったと思います。
ぐるっと半島沿いをなぞるように反対側の海へ。
いよいよポイント到着です。
そんなに沖ではなく、陸から500メートルほどでしょうか。
陸に近いとはいえ深そうです。
でも透明感があって、底のサンゴ礁もうっすら見えています。
器材もすべてセッティング済み。着脱も言われるままです。
手取り足取り。
いざ本番。陸上では器材が重くて、フィンも引っ掛かって、自由が利きません。
かっこよく海にバシャーンッとはいきません。
ゆっくりラダーとか呼ばれる後のはしごから海の中へ。
インストラクターが指示を出します。
船のいかりのロープにつかまりながら、少しずつ潜りました。
水中で呼吸ができる。無重力状態の浮遊感。
またときめいた時の気持ちが、甦ってきました。
さすがの透明度。
かなり深くまで太陽の光が届いています。
キラキラ波打った太陽の光が、網の目のパルス光線のように踊っています。
おそらく、東京湾に潜るのとは訳が違う。
サンゴ礁も憧れていた通り。
THEサンゴとでも言うような美しさ。
ビーチではなく、少し沖に出るとこんなにも美しいのか。
1ダイブ目に潜った深さは、せいぜい3m~5mくらいのようです。
十分光が
ただ、サンゴ礁のかたまりは、山の尾根のようになっています。
その狭
未知の世界です。
ライセンス取得以来、初めてのスキューバダイビング。
インストラクターについてゆっくり移動します。
と言っても、ほと
それでも美しいサンゴに色とりどりの熱帯魚。
ニモ(カクレクマノ
■ニモはあちこちにいます
そうこうしているうちに、浮上の合図です。
「え、もう?」。
1ダイブ目は15分~20分程度だったと思います。
ダイビングっ
あっという間。
でも初心者は呼吸が荒いせいか、タンクの酸素の減り
そして場所を移動しました。
2ダイブ目は、10mくらいまで潜ったようです。
海面がだいぶ高い
2ダイブ目も船の周辺をウロウロ。
1ダイブ目とは少し景色が違い
どこまでもサンゴ礁が続いている感じ。
2ダイブ目では、なんとウミガメを見ることができました。
水族館で
感激しているとまた浮上の合図。
「え、終わり?」。また15~20分
感激とともに物足りなさを感じました。
もっと潜っていたかった。
2ダイブで終了。
全部で3時間程度。
昼前にはビーチに戻りました
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・コロナを機に思い切ってファンダイビング挑戦
体験ダイビングの文字通りすばらしい「体験」でした。
海が、ダイ
でも一瞬で終わった感覚です。物足りない。
次の年こそはやっぱり「ファンダイビング」すべきか。
でも恥ずか
あっという間に月日は過ぎ去ります。
翌年の春先、年上のいとこの
話していると偶然ダイビングの話になり、その人はかなりのベテラン
日本国内のみならず、バリやグアムなんかも何度も潜りに行ってい
自分もやってみたいけど不安だという話をすると、明るく「全然大
ファンダイビングについて、細かな話は聞けずじまいでした。
でも何
「今年はファンダイビングをやろう」と決めました。
いくつか石垣島のダイビングショップを、ネットで調べまくりました
よく分からなかったので、アットホームな感じのショップに決めました。
思い切って予約の電話。
「かなりブランクが空いてペーパー状態な
初めにそう切り出しました。
「大丈夫ですよ。ちゃんとサポートします」と。
私は「年もけっこ
「大丈夫ですよ。年輩の方もけっこうおられます」という返事。
安心しました。
その年は気合もあって2日間 6ダイブの申込みをしました。
申し込
1日3ダイブで17,000円。器材フルレンタルが2,000円です。体験ダイビングよらリーズナブル。
大丈夫と言われても、ちょっと不安。
それでも、スキューバダイビン
器材の扱いくらい見とかないと、と思ってるうちにもう旅行の日。
そして、いよいよ初めての「ファンダイビング」初日。
ホテルまで迎えにきてくれました。そして港へ。
ガイドをしてくれるのは、30代半ばくらいの楽しいお兄さんでした
ショップオーナーで、船長でもあります。
私たち参加者の気分を和らげてくれます。
奥さんらしき女性と、もう一人アシスタントでガイドの女性が一人。
参加者は、シュノーケリング組も4人ほどいました。
若い女性たち。
そんな人たちも一緒なのか、と少し安心しました。
ファンダイビング組は私を入れて3人。
何となく、わたしより年上っ
もう1人は、私と同年代の男性が1人。
みんな1人で参加のようです
どちらも、何回も参加してるのか手慣れた雰囲気でガイドさんと話しています。
何かまた不安になっていきました。
ファンダイビング組は船長がガイドしてくれるようです。
初めにアンケートを記入します。
そこにはライセンスNO’を記入する箇所も。
初めて書くナンバー。
簡単な説明のみ。
ガイドさんは、あとの2人には「適当にやって下さ
相当慣れてるのかと思ったのと、ガイドさんは私に集中しないとい
出発前に準備です。
マスクとシュノーケルと水中カメラだけは持って行きました。
あとはフルレンタル。
フィンやウェットスーツのサイズは事前に伝えてあります。
また分厚いめのウェットスーツを着ます。
何とも体にこべり付く感
ふと見ると、あとの2人は薄手の上下別々のウェットスーツです。
自
腕には立派なダイブコンピュータをつけています。
私はダイブコン
かっこよく見えました。
その2人は酸素タンク以外は自前みたいでした。
せっせと潜る準備
私はウェットスーツを着てからやることがありません。
大丈夫かな
船長や奥さん、ガイドの女性らは明るくみんなに話しかけています
私は何か気おくれしてあまり話せず。
ファンダイビング組の男性に「かなり潜られてるんですか」と尋ね
すると「今日が100本目なんです」と。
1ダイブが1本。1日に3ダイブするので3本。それが100本。
何年でそこまでになるんだろう。
年間どれくらい潜るんだろう。
自
2日間で6ダイブだから通算12本になる計算。
もう1人の女性にも聞くと「300は超えました」と。
また「すご
2人とも気にしてない様子。
1ダイブ目は陸地に近いところ。
船長の「まあ、ゆっくり楽しく行きま
■船上からも海底のサンゴ礁が見える透明度
あとの2人は慣れたもの。「ウェイト〇〇キロで」なんて言ってい
私は全く何キロ付けていいか分かりません。
すると船長が「最初は様子見で4キロでいきましょうかね」と。
親
私がせっせとウェイトベルトを付けている時に、あとの2人は「ドボ
焦りました。HSP気質の人間はこんなとこでも気を使ってしまうのです
でも船長が「大丈夫ですよ」と
優しく言ってくれるのが救いでした。
器材も全部セッティングしてくれてました。ベテラン組の分も含めて。
私はあとフィンを付け
そして器材の前に座る。
BCD(浮力補償装置)というタンクとか全部セッティングされ
固定も手伝ってくれました。
ほとんど体験ダイビング状態。助かっ
あとはマスクを付けてラダーからゆっくり海の中へ。
そのあと船長
あとの2人は、すでに深いところで自由にカメラの撮影をしているのが見えます
ガイドさんはつくけど、体験ダイビングと違ってかなり自由なんだな
私は船長を見失ってはいけないとばかりに、目で追いました。
「お父
始め浮力で上手く沈まず。
厚めのウェットスーツの浮力もすごく感
いかりのロープでしょうか。
そのロープを辿って腕力だけで潜って
潜っている最中にいろいろなトラブル発生。
体験ダイビングの時も何だかんだ不安定でしたが、焦っているため
何とかガイドさん(船長)のいるところに辿り着くも、今度はどん
必死でサンゴを手で押して浮上しようとしても、また沈んでいく。
船
ひとまず「OK」と返してしまいます。
でも実際は沈んでいく。
フ
つかんでは、腕力で押し返して前に進む感じです。
ふとBCDという浮力を出したり減らしたりする装置を思い出しまし
ちょうど目の前にそのホース(パワーインフレーター)が目につき
ボタンが二つ。
どっちが給気でどっちが排気かが分かりません。
恐
「プシュッ」と言う音。
「これか」と思うものの、そんなに浮力を感
また「プシュッ」、それを何度かくり返すと今度はどんどん浮いて
また焦る。
排気のボタンを押しても上手く浮力は止まりません。
そんな姿を見
ガイドさんが排気すると安定したのです。
何が違うのか。
浮いたり沈んだり忙しい。
ただ、その間にも海中の美しさは感じていまし
ようやく安定して無重力状態。
いい感じ、と思っていると今度はマ
半分パニックです。
「マスククリア」をしなくては。
「マスククリ
少し上を向き、マスクの上部を押さえて鼻から息をフーッとふき出
少しずつ水が減り始めるも、バランスを崩してタンクが下になり、また沈んでいく。
またガイドさんが助けてくれました。
手の掛かるおっさんだと思っ
あとで聞くと、マスクがかなり上の方に上がって、隙間ができてるのが
海面へ浮上する頃には、また勝手に浮いていきました。
排気しても抜
どうすることもできない。
またガイドさんに助けられました。
何やらタンクの空気がなくなって軽くなるためだそうです。
2ダイブ目くらいまではこんなことが何度かありました。
2ダイブ
ガイドさんのお陰でいろいろあっても楽しくてしかたがありません
あとのベテランダイバーの2人は、ガイドさんの案内についてくるも
そのポイントの案内をしてもらってるだけって感じです。
私はやっと無重力状態が安定しても、フィンでのバタ足だけでなく
泳ごうとしてしまいます。
それがガイドさんやベテランは違います。
手は両手をお腹に当てる
フィンでバタバタではなく、何かカエルのような泳ぎ方です。
ゆっ
違いを実感しました。
浮上の時、ガイドさんにロープをつかんで待っててと指示されました。
ゆっくり浮上し、1人ずつ船のラダーのステップに膝をついて手す
するとガイドさんがフィンを海中から脱がせてくれました。
それは
海中から船に上がると、突然すごい重力が襲ってきます。
ものすごいヘトヘト感と満足感。
1ダイブ目のあとは、「まだ潜るのか」とネガティブな思いも片隅に
50過ぎた初心者のおじさんには、体力の消耗がすごかった。
ベテランの人たちは、私より年上でも何食わぬ表情で、カメラを真水
あきらかに体力の消耗に差があります。
ガイドをしてくれた船長なんて、一人ひとりの器材の準備から後足末
そこに私のような手の掛かる人間もい
海なんて何が起こるかわからない訳だから、神経すり減ると思いま
ものすごい体力と気力だと感心することしきり。
そのネガティブな思いとは裏腹に、早く次が見たいという思いも交錯
1ダイブはおよそ40分くらい。
体験ダイブと違い、長い。
そして
確かにけっこう深いところに行きました。
冒険心がかき立てられま
疲れは置いといて、満足感があります。
それが3ダイブある。
・ハマる楽しさ
私はキラキラ光る透き通った海で、色とりどりの熱帯魚や折り重な
それが憧れでした。
それも実現できたけれど、毎回ポイントは変わります。
参加者の好
2日間、計6ダイブでいろいろなポイントに連れてってもらいまし
綺麗なサンゴ礁のところから深いところに行き、洞窟も行きました
人1人が通れるような穴をくぐって行きます。
何とか私も安定していました。
それを見ての判断でしょうか。
段々
何となく認められたような喜びも覚えました。
砂地の場所も行きました。
また違った魚の群れに出会ったりで神秘
いろいろな生物も見せてもらえました。
そこら中に熱帯魚は群れています。
変わった種類のがいると、その
ウミウシも初めて見ました。
名前は忘れたけれど、変わったエビなんかも洞窟にいました。
2日間、初めてのファンダイブで私は運がよかった。
ウミガメは体験ダイビングでも見ましたが、また見ることができま
しかもじっとしているのから泳いでいるのまで何頭もいました。
■ウミガメ 全長1メートル弱くらいかな
もちろんニモ(カクレクマノミ)も何種類もいました。
すごいのは珍しくイルカの群れに会えたことです。
滅多にないとガ
感動しました。
■あっという間にいなくなりました
そして石垣島の推しは「マンタ」です。
マンタのいるポイントがありますが、出会えるかはその日の運らし
そのマンタにも出会えたのです。
ポイントに着くと、岩につかまって
他の船からも、多くのダイバーが周辺に待機しています。
呼吸のブクブクの泡が、辺り一面に立ちこめています。不思議な光景
そこに悠々とマンタが現れました。
鳥が羽をゆっくり羽ばたくよう
岩の周りをグルグル回っているかと思えば、時折大回りして、私の頭
大きい。3m以上はありそうです。迫力あります。
水族館ではなく
また感動しました。
■ものすごい迫力
サンゴ礁に戯れるだけじゃなく、こんな楽しみもあるんだと知りま
ファンダイビングだといろいろなところへ行ける。
すっかりダイビングにハマりそうです。
・さいごに
ファンダイビングデビューまで長く掛かりました。
ガイドさんには
お陰
ベテランダイバーの影響も受けて、近場でもちょくちょく行こうか
でも今のところ行けていません。
やはり年一の石垣島で。
だから毎年1年のブランクが空きます。
1年も経てばすっかりペー
ドキドキ感はありますが、ファンダイビング初挑戦以前のような恐れ
ただし、初挑戦翌年は、同じダイビングショップではそなく、違うと
予約の電話では、また「初心者なんですけど…」と話しました。
受け
本番、2隻の船。
大きなショップなのでしょうか。
ガイドさんも1
船長はよく焼けた、色黒のイカツイ系のおじさん。他のガイドさんは
何ともザワザワしています。
アットホームとはかけ離れていました
私も落ち着かず。
参加者もまたベテランっぽい感じ。
実際にポイントに着くと、参加者は自分で器材をセッティングしてい
私は、またセッティングしてくれているのかと思いきや。
自分でセッティングするように渡されて終わり。
「どうしよう」、迷った挙句「すみません、初心者でわからないんで
そのガイドさんが一言、「料金に含まれてないんですけどね」と嫌味一発。
初心者であ
でも笑顔で何とかセッティングをしてくれました。
ショップによって雰囲気が違うんだと知りました。
次に来る時には、
みなさんも初心者なら、それがちゃんと伝わるようにしておいた方が
ここまで、私がスキューバダイビングに関心を持つところから、ライセ
もしペーパーダイバーの人で迷ってる人がいたなら、ぜひ挑戦してみて下
ペーパーダイバーのための講習付きの「リフレッシュダイビングコース」をやっているショップもあるようです。時間のある人はそこからでもいいかもしれません。
スキューバダイビングは絶対おすすめです。
世界が変わります。
パッと世の中が広がったよ
では、また。
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