【京都サイクリング】私のおすすめコース
ご覧いただいているみなさんは京都にお住いの方でしょうか、それとも観光で訪れる方でしょうか。
今回、私の大好きな「おすすめ京都サイクリングコース」をご紹介します。
観光で来られる方だけでなく、京都にお住まいの方も気に入っていただけるコースだと思います。
本格的なサイクリングコースというよりは、京都を気軽に感じてもらえる気楽なサイクリングコースです。
京都には日本国内だけでなく、インバウンドの人たちが連日大勢訪れています。
京都は歴史があり、世界遺産や国宝などの文化財も多数ありますが、東西北と3方を山に囲まれた盆地のため、その自然の景色も魅力の一つです。
町全体が一つのテーマパークのようです。
一つひとつの観光施設をじっくりまわると、それだけで半日や1日があっという間に終わるでしょう。
また、京都は狭い道路が多く、自動車やバスでまわると観光シーズンなどは大渋滞で多くの時間を費やしてしまいます。
京都はコンパクトな町です。自転車でまわるのがおすすめです。半日や1日で主要な観光地を巡ることができて、晴れた日などは爽快です。
グルグル気ままに観光施設を巡るのもひとつの案ですが、
今回は京都で生まれ育った私がお気に入りのサイクリングコースを紹介します。
文化財と自然の中を走り、最後には京都の繁華街に抜けていくコースです。
京都の街と自然をきっと体感できますよ。
京都市民の方は下記の地図のコースを見ればすぐ分かると思います。
観光客の方はレンタサイクル(下記に検索サイト記載)になると思いますが、ぜひクロスバイク等のスポーツサイクルか電動自転車、せめて変速ギアが付いているものを借りた方がいいと思います。
京都は北に向かって緩やかに標高が高くなっていくため、走っていて軽快さが違いますよ。
ゆっくり走っていくと
所要時間: 約1時間~1時間半程度
*観光で寄り道するとそれなりにかかります
◆サイクリングコース全体イメージ(京都市の地図)
*Googleマップより
京都でのレンタサイクル検索サイト2種類載せておきます。
駐輪場も検索できます。
① 京都市サイクルサイト
レンタサイクル | 京都市サイクルサイト (kyoto-bicycle.com)
② 京都レンタサイクルさがし.com
京都レンタサイクルさがし.com【2023年版】
~目次~
・蹴上インクライン
・南禅寺
・岡崎公園
・疏水沿い
・鴨川(冷泉通り~出町柳)
・鴨川(出町柳~荒神口)
・京都御所
・寺町通り
・蹴上インクライン
私のサイクリングコースは「蹴上インクライン」ってところからスタートします。
どこが起点(レンタサイクル店や自宅)かによって蹴上インクラインへの道のりは違ってきますね。観光の方は、ぜひ近場のレンタサイクル店を探して、そこまでは公共交通機関を利用するといいですね。
観光シーズンは渋滞するので、できれば地下鉄の方が安心です。
まずは蹴上インクラインて何?、と思った方にザッと説明しときますね。
蹴上インクラインは南禅寺近くにあり、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡で、高低差約36mの琵琶湖疏水の急斜面で船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地です。
1891(明治24)年から運航し、舟運の衰退とともに1948(昭和23)年に役割を終え、現在はその廃線跡は京都市の文化財に指定されています。
その線路沿いの両脇にはソメイヨシノやヤマザクラが約90本植えられていて、春には満開の桜並木の中線路内を歩いて鑑賞することができます。
より詳しくインクラインを知りたい人は下記を参照下さい。
蹴上インクライン参考サイト:【京都・蹴上インクライン】世界最長の傾斜鉄道跡を廃線さんぽ | (tokyosanpopo.com)
インクラインに着きます。
三条通りからの画像です。(桜が満開の時)
インクラインを横からみた風景です。
(右に向けて少しずつ傾斜が髙くなっているのが分かるでしょうか)
明治時代の風情がそのままの通称「ねじりまんぽ」(蹴上トンネル)と呼ばれるトンネルをくぐります。
インクラインの下を通る歩行者用トンネルです。
(自転車も通れます)
なぜ「ねじりまんぽ」というのか。
まんぽは鉄道の下をくぐるトンネルという意味。
「ねじり」の理由は鉄道の下のトンネルだから強度を増すために、レンガの積み方をらせん状にしているからだとか。
(下記画像参照)
確かに。
トンネルに入ると不思議な感覚になります。
自転車でトンネルを抜けてすぐ右に曲がれば、
インクラインの上方に出られます。
自転車を置いて少し歩いてみては。
レール沿いに坂道を数百メートル下れば疏水に出ます。
つまり、疏水に浮かぶ船を鉄道に引き上げるところ。
そこで引き返します。復路です。
桜の季節だけでなく新緑や紅葉シーズンも素敵です。
自転車を置いて線路上に出るとこんな風景です。
画像は新緑の頃。
船を運ぶ鉄道だから線路の幅が広いんです。
桜の季節の画像。
歩けないくらいの観光客で埋まります。
両側に約90本。桜の名所です。
桜を見ながら往復すると、ちょうどいい散歩になります。
上の方から撮ると北山の山並み。絶景スポット。
実際の当時の船を載せた鉄道も展示されています。
インクラインから下りてきて、ねじりまんぽを抜けた道をそのままくねくね走って行けば南禅寺に出られます。
自転車ならたった1分ほどです。
・南禅寺
そして南禅寺に着きました。
南禅寺もザッと説明します。
南禅寺(なんぜんじ)は、京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派の大本山の寺院。本尊は釈迦如来。日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持つ。
南禅寺公式サイト:https://www.nanzenji.or.jp/
南禅寺の山門です。有料ですが上にも登れます。
景色最高。
紅葉シーズンはこの山門と紅葉で映えること間違いなし。
「水路閣」っていう琵琶湖疏水の水路です。
南禅寺のこの山門の少し右側の奥にあります。
寺の中にいきなりローマかと思うような景色。
この場所、好きなんです。明治時代にこんなもの造ったのかと。
水路を上からも覗けますよ。
水路閣参考サイト: 水路閣 | 見どころ | 日本遺産 琵琶湖疏水(びわこそすい) (kyoto.lg.jp)
このアーチが美しい。歴史を感じます。
誰もいない瞬間に撮影するのがけっこう難しいんですよね。
南禅寺のあちこちに疏水から派生した小さな水路があって、
せせらぎの音に癒されます。
よ~く見ていくと沢ガニや魚もいるんです。
ちょいちょい自転車を停めて探してみるのも楽しいですよ。
このまま岡崎公園に向かいますが、この周辺の観光施設に寄るのもありですね。
4つほど紹介しときますね。
またこの辺りは明治時代に政財界の大物の人たちに人気の別荘地でした。
いたるところに大豪邸が続いてます。それだけでも見ごたえあります。
「永観堂」
永観堂は通称で正式には禅林寺と言います。京都市左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林寺派の総本山の寺院。紅葉の名所として知られ、古くより「秋はもみじの永観堂」と言われます。その絶景は見事の一言です。
永観堂公式サイト:永観堂(Eikando,Kyoto)
「哲学の道」
「哲学の道」とは、京都市にある南側の若王子神社から北側の銀閣寺までを結ぶ約2kmの遊歩道です。この道は、20世紀初頭の哲学者である西田幾太郎氏が、毎朝思索にふけりながらこの道を歩いたことから、「哲学の道」と呼ばれるようになったとのこと。この道は、琵琶湖疏水という水路沿いの小径で、桜や紅葉の名所としても知られています。哲学の道は、京都市内で唯一「日本の道100選」に選ばれています。
哲学の道 京都市公式サイト:哲学の道保勝会 (tetsugakunomichi.jp)
「琵琶湖疎水記念館」
明治時代の偉業、琵琶湖疏水のことをいろいろ知ることができます。
琵琶湖疏水記念館公式サイト: 琵琶湖疏水記念館 (kyoto.lg.jp)
「無鄰菴」(むりんあん)
無鄰菴は、明治27年(1894)~29(1896)年に造営された明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘です。
庭園と母屋・洋館・茶室の3つの建物によって構成されており、庭園は施主山縣有朋の指示に基づいて、七代目小川治兵衛により作庭された近代日本庭園の傑作。
南禅寺界隈別荘群の中で唯一通年公開されている庭園で、昭和26年(1951年)に国の名勝に指定されています。
無鄰菴参考サイト:京都 東山・南禅寺界隈の傑作日本庭園 名勝無鄰菴 - カフェも営業中 (murin-an.jp)
・岡崎公園
南禅寺から京都市動物園の北側を通って岡崎公園エリアへ入っていきます。
道中にあの名ジョッキーの武豊さんの自宅もあったりします。
岡崎公園はけっこう広い敷地に様々な文化施設が密集するエリア。
岡崎公園についてザッと説明しときます。
岡崎公園の周辺には平安神宮・京都市美術館・京都国立近代美術館・京都市勧業館(みやこめっせ)・ロームシアター京都・京都府立図書館・京都市動物園・岡崎グラウンドなどの文化・観光・産業施設が集まっています。
岡崎公園は1895年(明治28年)平安京遷都1,100年を記念し、京都で開催される第4回内国勧業博覧会の跡地の一部に1904年(明治37年)7月8日に開設された市営の総合公園(都市公園)です。ちなみに内国勧業博覧会の跡地には平安神宮も造営されました。
岡崎公園の周囲をお堀のように疏水が流れています。
その疏水沿いには桜並木が続きます。
先には平安神宮の赤橋(慶流橋)もあって映えますよ。
(画像右側は京都市京セラ美術館)
上野動物園に次ぐ日本で2番目に古い歴史のある
「京都市動物園」もすぐそば。リニューアルされ、大人でも楽しめますよ。
京都市民は「岡崎動物園」と呼んでいます。
京都市動物園公式サイト:京都市動物園 (city.kyoto.jp)
その動物園の正面入口の向かい側に、
京都市京セラ美術館の裏の出入口があります。
そこから美術館に入っていきます。
すると日本庭園があるんです。
すごく落ち着けるスポットです。
ここは穴場で意外と空いていてゆったりできますよ。
春には藤の花が咲きほこってきれいです。
京都市京セラ美術館公式サイト:京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト (kyotocity-kyocera.museum)
藤の花が咲いている頃です。
その下で休憩すると甘い香りがしてずっと見ていられます。
日本庭園です。回遊したり。ゆったり座って眺めたり。
そして美術館の横を通って表に出ます。
岡崎公園のシンボル、平安神宮の大鳥居が見えてきます。
最近、昭和初期の外観を残しつつ、
大規模なリニューアルされて広々した空間もできました。
広々して何か癒される空間です。
これが京都市京セラ美術館の正面です。
1933年開館。公立美術館として日本で現存する最も古い建築。
風格があって好きです。
夜はライトアップされて素敵です。
そのライトアップ4連発。
その時々でいろいろな色調でライトアップされています。
様々な表情、見ごたえありますよ。
美術館から表に出るとそびえ立ってるのが、平安神宮の大鳥居。
岡﨑公園エリアのシンボルです。高さ24m、幅18m。
全国で9番目の高さらしいです。
赤橋(慶流橋)からの疏水の風景も好きです。
その向かい側(鳥居の西側)には京都国立近代美術館があります。
京都国立近代美術館公式サイト:京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyoto (momak.go.jp)
その北隣に京都府立図書館もあります。
子供の公園も。
平安神宮側(北側)に渡ります。
右(東)を見れば東山連峰。
自然に囲まれて落ち着いたエリアです。
平安神宮前の参道や広場ではフリーマーケットや全国のよさこい等、様々なフェスが開催されています。賑わっています。
平安神宮内には有料の庭園もあり、
季節折々の草花も咲き誇って見てみる価値ありです。
平安神宮公式サイト:[公式]Heian Jingu Shrine 平安神宮
神宮前西側には芝生の公園があって市民や観光客の憩いの場です。
外国人観光客もいっぱいです。
その西側には京都ロームシアターという大小のホールのある会館があります。
これも昭和の名建築。外観を活かして大規模リニューアルされました。
その建物をバックにしたケヤキ並木の光景が大好きです。
夜はロマンティックな外灯が灯ります。
京都ロームシアター公式サイト:ロームシアター京都 (rohmtheatrekyoto.jp)
ロームシアターの中庭です。
京都ロームシアターにはおしゃれな「蔦屋書店」と
「スターバックスコーヒー」が入っています。
スタバはいつも行列です。
京都市勧業館(みやこめっせ)です。
岡崎公園を堪能したら、ここから京都ロームシアターの西側の琵琶湖疏水沿いを抜けて鴨川へ向かいます。
・疏水沿い
先ほど蹴上インクラインのところでも登場しましたが、ここで琵琶湖疏水もザッと説明しておきます。
水量豊かな琵琶湖から京都へと水を運ぶ「琵琶湖疏水」は、滋賀県大津市観音寺から京都府京都市伏見区堀詰町までの全長約20kmの「第1疏水」、第1疏水の北側を全線トンネルで並行する全長約7.4kmの「第2疏水」、京都市左京区の蹴上付近から分岐し北白川に至る全長約3.3kmの「疏水分線」などから成ります。
明治期の竣工以来、今なお“現役”で活躍している人工の運河です。
琵琶湖疏水公式サイト:琵琶湖疏水とは | 日本遺産 琵琶湖疏水(びわこそすい) (kyoto.lg.jp)
京都の土地は北から南へと低くなっています。
そのため自然の河川は北から南へと流れています。
唯一人口運河である琵琶湖疏水だけはジグザグに
東西にも流れているのです。
その疏水沿いを走ります。
疏水沿いはほとんど桜並木です。
桜の満開時や新緑、紅葉と楽しませてくれます。
桜の枝が地面より低く、水面辺りまで伸びてるのが
風情があって好きです。
「岡崎さくら回廊十石船巡り」
桜のシーズンのみインクラインから夷川船溜までを往復しています。
(大津と京都を結ぶ、びわ湖疏水船はまた別です)
これが夷川船溜です。ダムです。
多くの種類の鴨が飛来していて癒されます。
このダムには発電設備があって今尚発電をしているようです。
歩道とくねくねした遊歩道もあってお散歩コースにも最適。
突き当りは川端通り。いよいよ鴨川です。
京都での住所地の表現、冷泉川端交差点。
渡ると鴨川です。鴨川の河川敷に向かいます。
・鴨川(冷泉通り~出町柳)
鴨川についてもザッと説明します。
鴨川は、桟敷ケ岳付近を源とし桂川の合流点に至るまで京都市内の南北を流れる約23kmの河川です。悠久の歴史の中で千年の都と京文化を育んできた川であり、今も大都市にあって清澄さを・保ち、憩いの場として多くの人に親しまれています。
疏水が一部鴨川に流れ出ます。
もう一部は伏見まで鴨川に並走していきます。
鴨川の河川敷に下りていきます。自転車はOK。
まずは東側河川敷を北上していきます。
鴨川の両岸が自転車で走れます。
サイクリングやジョギング、散歩の人でいっぱいです。
市街地でありながら、自然を満喫できますよ。
河川敷には桜をはじめ、様々な樹木があって季節を感じられます。
川のせせらぎの音に癒されます。
橋ならぬ、飛び石。またぎながら渡れます。
キレイな清流の水流を身近に感じながらアクティビティ気分です。
暖かい季節は子供たちは川に入って遊んでいます。
上流である北に上るほど河川敷は広くなり、
公園っぽくなっていきます。
サイクリングやジョギング、散歩…
様々な人たちが行きかいます。
学生の町、京都。
あちこちで学生さんが様々な楽器の練習をしてるのも
鴨川の一風景ですね。
いよいよ鴨川折り返しの加茂大橋(今出川通り)です。
地名で言うと「出町柳」
ここで鴨川の上流は「鴨川(賀茂川)」と「高野川」に分かれます。
この三角地帯を通称、鴨川デルタと呼んでいます。
ここにも橋ならぬ、飛び石があるんです。
ここは多くの市民や観光客の憩いの場です。
ここから北東には比叡山が。
橋から北には大文字五山送り火の「舟形」も見えます。
(画像真ん中の辺り)
東側には五山送り火の本命、大文字が真正面に見えます。
そしてこの辺りにはトンビがいっぱい悠々と飛んでいてヘタすると食べ物を奪われるので注意が必要。
この辺りはトンビだけじゃありません。
時には野生のシカも紛れ込んできます。
鴨川だけに!? カモは多くの種類が飛来します。
冬にはユーラシア大陸からユリカモメの大群が来て鴨川を低空飛行している姿は季節の風物詩となっています。
いろんなサギも多いんですよ。坦々と獲物を狙っています。
賀茂大橋からまた下流に反対側の河川敷に下りて下って行きますが元気と時間のある人は更に賀茂川の上流に行ってもいいかもしれません。
市街地より更に自然でいっぱいになり、河川敷はより憩える公園になっていきます。
ここから特に上りがきつくなり、自転車をこぐのが
何となくきつくなっていきます。
更に北のおしゃれな北山通り、その更に北の宝ヶ池公園もおすすめスポットですが、また機会があればブログ記事に書きますね。
出町柳より上流はこんな感じです。
ところどころある落ち込みには鮎が遡れるように
一部が坂状になっています。
サイクリングでくつろぐ人たち。
北山通り辺りまで上ると向かい側は植物園で緑がとってもきれい。
話は戻って、出町柳の賀茂大橋(今出川通り)から西側の河川敷を下って行きます。
そっちの方が東側の河川敷より広く公園ぽいですね。
・鴨川(出町柳~荒神口)
本格的なバンドがJAZZなんかを演奏してたりします。
学生たちがよさこいなのか団体でダンスの練習をしているのが日常風景です。
二手に分かれた小路が好きです。
下りは自転車をこぐのもラクラク。
芝生の広場。春にはシロツメ草でいっぱいになります。
さきほど向かい側で見た飛び石に戻ってきました。
ここが荒神口です。ここで河川敷から上がります。
このまま河川敷を繁華街のある三条大橋まで走ってもOKです。
お好みで。
荒神橋。
御所に向けて西に進みます。
突き当りは京都御苑です。京都の人は「御所」と呼んでいます。
入口はいくつかありますが私は左に曲がったところの
「寺町御門」から入ります。
・京都御所
いよいよ京都御苑。全体を京都御苑と言います。そのなかに京都御所はあります。
しかし京都市民は全体を「御所(ごしょ)」と呼んで親しんでいます。
またザッと説明しておきます。
京都御所は,明治維新まで天皇のお住まいであり,桓武天皇が794年に平安京に都を移されたのが始まりです。現在の京都御所の場所は,1331年光厳天皇がここで即位されて以降,1869年に明治天皇が東京に移られるまでの約500年間,天皇のお住まいとして使用されました。この間,幾度となく火災に遭いその都度再建が行われましたが,現在の建物の多くは1855年に再建されたものです。
京都御苑公式サイト:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会 (fng.or.jp)
その寺町御門です。
入ると大きな銀杏の木がお出迎え。
公園というか、森のような雰囲気です。
通路はすべて砂利道。自転車用なのか砂利の薄れた通路があります。
とにかくこれだけ広い通路は京都では他にないと思います。
御所は春夏秋冬楽しめる市民憩いの公園です。
全体を京都御苑と言い、その中の京都御所は入れません。
(一部拝観あり)京都迎賓館もそのひとつ。
寺町御門から真っすぐ走っていき、少し脇道に入っていきます。
正面は京都御苑の中の京都御所です。昔の天皇の住居。
南北に一番長い通路です。2㎞近くの長さです。
梅林園を通りますが、自転車は手押しで。
立派なクスノキもいっぱいです。
あの上皇様もご覧になったという枝垂桜です。
満開の時はこんな感じです。観光客でいっぱい。
そのまま御所内をうろうろしても楽しいです。
ここではひとまず御所を出ます。
東西に通る丸太町通りです。
ちょうど御所の東端の通りまで、この丸太町通りを東に向けて走ります。
・寺町通り
御所の東南の角の交差点(寺町丸太町)から南に向けて走ります。
京都は碁盤目の道になっているので分かりにくいかもしれませんね。
(京都市民にとっては分かりやすいのですが)
寺町通りと言います。そこから南は少しずついろいろなお店があって、そぞろ歩きにもいい感じです。
街中、御池通りまで来ました。
京都では数少ない大通りです。
すぐ斜め後ろは京都市役所です。
渡るといよいよ繁華街エリアです。
ここから寺町京極、新京極と京都の繁華街の中心部になります。
ここからは時間があれば駐輪場に停めてお茶でもいかがですか。
ウィンドウショッピングも楽しいですね。
いかがでしたでしょうか。どんなところを回るかイメージできましたか。
文化財を巡りながら、自然を感じ、最後は繁華街にでて遊ぶ。
こんなサイクリングコースはいかがでしょうか。
お気に召したら一度お試し下さいね。
気分しだいでアレンジもいろいろできますね。
楽しいと思います。
ではまた。
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